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【マイコプラズマ肺炎3大症状】

潜伏期間ナビ♪では大人・子供のマイコプラズマ肺炎の3大症状の特徴、感染経路、潜伏期間について入門者向きにわかりやすく解説しております。

◆マイコプラズマ肺炎3大症状・潜伏期間ナビ♪(もくじ)

◆マイコプラズマ肺炎とは?

 マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ細菌(バクテリア属)による感染によって呼吸器に症状を発症する細菌感染症の一種です。

 マイコプラズマ肺炎は1984年と1988年に大流行した事もあり、4年おきに大流行する感染症として「オリンピック熱」とも呼ばれております。

 しかし現在は夏期オリンピックが開催される年度などを問わず地域的に流行するようになってきており、季節的には秋から春先にかけて流行しはじめる傾向が確認されるようになってきております。

 肺炎球菌を原因とする細菌性肺炎と比較すると、症状の進行が緩やかであり発熱も軽い傾向があり、市中肺炎の総称として非定型肺炎に分類されます。

◆マイコプラズマ肺炎の症状の特徴

 マイコプラズマ肺炎に感染し潜伏期間を過ぎて症状を発症し始めると、まず初期症状として風邪に類似する咳や軽い発熱などの症状を発症するようになります。

 地域的に流行する疾患でもあるため、地域内で特にマイコプラズマ肺炎の流行が確認されていないようなケースでは、風邪として認識されやすくマイコプラズマ肺炎と特定できる事は非常に稀です。

 尚、感染後の代表的な症状としては、夜間に集中して発症する事が多い咳と発熱です。

 マイコプラズマ肺炎の咳は、初期症状の段階から乾いた咳が繰り返し起こるようになり治りかけの終盤になるとやや湿った咳がでるようになるのが1つの特徴であると言えます。

 咳が続く場合は胸に痛みを感じやすくなり、個人差はありますが倦怠感や疲労感などの症状も現れるようになります。

 また発熱は発症後から39度を超える発熱が見られたり、微熱が継続するケースが多くあります。

マイコプラズマ肺炎の主な症状(図)

◆マイコプラズマの感染経路

 マイコプラズマ肺炎の感染経路は主に空気中を浮遊する細菌によって感染する飛沫感染と接触感染の2種類です。

 飛沫感染による細菌そのものの感染力はそれほど強くありません。

 しかし幼稚園や小学校、家庭内など小さな範囲内で流行するケースが多く、一度免疫を獲得しても免疫が持続しないため何度も繰り返し再発する可能性がある点はしっかり把握しておきましょう。

◆マイコプラズマ肺炎の潜伏期間・二次感染期間

 マイコプラズマ肺炎の発症原因であるマイコプラズマの潜伏期間は、一般的に14日〜21日間程度です。(長くても4週間程度)

 潜伏期間とは細菌が体内に侵入してから前述したマイコプラズマ肺炎の症状を発症するまでの期間のことですね。

マイコプラズマ肺炎の潜伏期間・二次感染期間(図)

 上図Aの潜伏期間は2週間〜3週間程度ですが、長いケースでは1ヶ月程度の潜伏期間を得て症状を発症し始めるケースがあります。

 尚、この潜伏期間中は第三者へ二次感染を起こす期間です。

 マイコプラズマ肺炎がそれほど強い感染力を持たないにも関わらず地域ごとに流行するのは、この潜伏期間の長さが関与しております。

 尚、マイコプラズマ肺炎はBの症状の発症期間を過ぎCの回復期間に入っても咳が長期的に継続する事があります。

◆大人が感染した場合の症状の特徴

 マイコプラズマ肺炎は子供に多く見られる細菌感染症ですが、成人・大人でも感染すると子供と同等の症状を発症します。

 幼稚園や小学校・中学校に通っている子供がいる家庭の場合は子供が学校で感染し、潜伏期間内に家族に二次感染を起こすケースが多く、大人の場合は咳がやや湿った咳となりやすいのもひとつの特徴です。

 特に年齢的には5歳〜25歳までが感染しやすい年代であり、30代半ばを過ぎてもマイコプラズマ肺炎を発症するケースも確認されております。

 前述しましたが、マイコプラズマ肺炎の免疫は持続するものではない為、子供の頃に発症しているようなケースでも大人になって再感染する可能性は十分にあるのです。

◆マイコプラズマ肺炎の治療法

 マイコプラズマ肺炎の治療は基本的に自然治癒によって回復を計るのが基本です。

 通常の風邪と比較すると治療期間はやや長くはなりますが、水分をしっかり補給し安静を保つことでしっかりと症状は収まり体力も回復してきます。

 尚、細菌に対するお薬を使用する場合は病院の医師が処方したお薬のみを使用します。

 これはマイコプラズマ細菌の多くが耐性菌であるため、従来使用していたお薬の効果が期待できなくなっている可能性も検討されてくる為です。

 その為、現在は効果が確認されている薬剤であったとしても将来的には効果が期待できなくなる薬剤も多く出てくるでしょう。